犬のしつけ・訓練　パピーコース　｜ドッグトレーナーおぎの

仔犬の時期は社会化期として、とても大事な時期です。親犬や、兄弟犬との中でルールを学習していくものです。しかし、早くから親、兄弟犬と離れた仔犬には人がそのルールを教えていかなくてはなりません。ワンちゃんは遊びの中で、やって良いこと、やってはいけないことを生活の中で学習していきます。また、各ご家庭でどこまでが許せる範囲かが違ってきます。パピーコースはしつけという中で、叱ることはしません。まだ条件反射で反応していく時期であるため、それを利用していきいます。おやつを使いながら楽しく、遊びの中で学びます。飼主さんがリーダーになるためのワンステップになります。

【ハウスの練習】
これは自分の一番安心できる場所をおぼえさせます。人は広くて、伸び伸びとさせたいと思う方もいらっしゃいます。しかし野生で暮らしていた犬は、暗くて狭いところが落ち着くという本能があります。そこで、群で行動する習性を生かして、ハウスは安心して、落ち着く場所に位置づけます。飼主さんが外出の際に喜んでハウスに入るという事は、生活していくうえで、とても役に立ちます。

【呼んだら来る】
名前を呼んで「コイ」と言ったら必ず来るという事を教えます。外で脱走した時に役立ちます。わざと逃がす事はないとは思いますが、必ず来る事を教えておく事により、大切な命を守る事ができるのです。

【アイコンタクト-歩行の練習】
ここではただ歩けば良いと言うのではなく、飼主さんがリーダーシップを持って歩く。ワンちゃんが飼主さんの目を見る。この2つができると引っ張りグセが無くなります。

【「スワレ」「フセ」「タテ」】
ここではそのポーズの練習をします。６ヶ月以降の本格的な訓練をする基本になります。条件反射を利用しておやつを使って練習します。この時期に、６ヶ月以降に行うレッスンをしてしまうと後々、できるのにやらないワンちゃんになってしまう事があります。月齢に合ったレッスンを性格や能力に合わせて、経験を積んだプロの目で見極めをしていきます。６ヶ月過ぎに行う本格的な訓練の基礎を身につけます。これらができると、しつけから訓練へとスムーズに移行ができます。早い時期からのしつけをすることにより、問題行動を起こさないように練習します。